「黒い瞳」-------------------------渡辺貞夫------------------(CDｱﾙﾊﾞﾑ「My Dear Life」)
"SCARBOROUGH FAIR"-----------PAUL SIMON,ART GARFUNKEL------------(unknown)
「草原情歌」-----------------------中国民謡------------------(「世界の民謡」野ばら社)
「リンデンバウムの歌」------------梓みちよ?-------------(どこで聴いたのか忘れてしまった)
「忘れな草をあなたに」------------倍賞千恵子-------------------(CDｱﾙﾊﾞﾑ「倍賞千恵子」)
「あなたが好きで」------------------森山良子-------------------(CDｱﾙﾊﾞﾑ「最新ベスト」)
「心の瞳」-------------------------坂本 九--------------(CDｱﾙﾊﾞﾑ「メモリアル・ベスト」)
「夢だもの」-----------------------中島みゆき-------------(CDｱﾙﾊﾞﾑ「真夜中の動物園」)
「雨の日はバラードで」-------------谷口守&CielBleu--------------(CDｱﾙﾊﾞﾑ「CielBleu1」)
「ただ・愛のためだけに」-----------中島みゆき--------------(CDｱﾙﾊﾞﾑ「ララバイSINGER」)
「あの角を曲がれば」--------山田明義-----------(CDｱﾙﾊﾞﾑ「LOVE & SONGS to mother」)
「あの素晴らしい愛をもう一度」------北山修・加藤和彦-----------------(LP「ピエロのサム」)
「鳥になって」---------------------中島みゆき---------------------------(LP「寒水魚」)
[edited on 22/09/2]
誰より 黒い瞳が
せつなく 忘れられず
ここまで やってきたけど
どこかへ 消えていたのさ
この星 どこかにいるなら
伝えて 風になって
あなたに めぐり逢うため
生まれてきた 僕だから
ＡＮＡの機内放送番組で流れていた曲です。渡辺貞夫がちょうど音楽人生５０周年の記念アルバム"My Dear Life" を出した年のことです(２００１年)。機内放送には、ひとつ特集プログラムがあり、その月は渡辺貞夫だったのです。特集プログラムで、初めてのミュージッシャンや曲に出会うことがあります（DIAMANTES はここで知りました）。もちろん渡辺貞夫というビッグネームは知っていましたし、幾度もラジオやテレビで聴いていたはずですが、「黒い瞳」には感激しました。出張から帰ってきて、さっそくにアルバムを買いました。２枚組３０曲が入ったアルバムですが、この一曲だけを繰り返し繰り返し聴いています。いつか、ジャズ喫茶でこの曲が聴きたいと、渡辺貞夫はいいねと言ったら、バーテンダーから無視されてしまいました。渡辺貞夫はジャズとして認められていないのでしょうか。フュージョンというのでしょうか？「黒い瞳」をかけてくれと言ったら、もっとバカにされたかもしれません。ジャンルが違ったっていい曲はいいのに、了見の狭い話だと思ったことです。
この曲は、何よりユニゾンで歌う中学生達の歌声がいいです。そして、パーカッションがいい。「オロドゥーン」というブラジルのパーカッションチームだそうです。曲の中頃で歌の後に、一呼吸置いて打楽器がリズムを刻み出すと心が高鳴ります、ドキドキします。そして、パーカッションのソロに続きサックスがかぶり、その後、子供達の歌声がかぶさって盛り上がり一気にエンディングへと流れていきます。最後に打楽器が高らかに颯爽と曲を締めます。
メロディーはシンプルで、一度聴けば口ずさみたくなります。歌詞は舌足らずなところもありますが、切なくて心を揺らします。別れてしまった人とは二度と再会することはないはず、探そうとして街をさまよっても、すでに手掛かりは消えてしまっている。それでも諦めきれないこの切ない気持ちを風に託して伝えるしかない。別れてから気付いたのさ、いくら悔いても仕方ないけど、僕は君に会うために生まれてきたのだということを。
こうして、普通、人は愛する人を失っていくのです。
ほんの偶に、そうでない幸せな人がいるかもしれません。きっと、それを奇跡というのでしょう。
[up net on 07/07/15]
昨夜、天満橋にあるドルフィンというビア・レストランで鮎の香草焼をいただいた時に、何が入っているんですかとシェフでもある店長に尋ねたら、バジルにタイムにセージに・・・とたくさんのハーブの名前を挙げるのです。タイムやセージといったら「スカボロフェア」じゃないかと、サイモンとガーファンクルの名曲を思い出しました。
本の中だけで知っている花とか草があります、名所とか名品があります。実生活ではきっと目にすることがないだろうと思い込んでいたものに、ある日突然出会ったりすると、なにかふしぎな感動を覚えるものです。タイムという草が、今食べているこの料理の中に入っていると聞いて、そんな感動にひたりました。しかも、タイムだけでなくセージも入っているのだと教えられて、けっして遠い外国の食材じゃないのだと、こんなに身近にあったのだと感激してしまいました。
ただし、セージはソーセージに入っているので、ソーセージの香りとか味だと思っているのは、セージのそれなんだよと店長が教えてくれました。（Sow が雌豚、Sage がハーブであるセージのことだとか）セージはいつも食べていたわけです。パセリもローズマリーもハーブの仲間だったのですね。何も知らずにいました。
Are you going to SCARBOROUGH FAIR:
Parsley, sage, rosemary and thyme.
Remember me to one who lives there.
She once was a turue love of mine.
スカボロの花市に行くのなら
パセリ、セージ、ローズマリーにタイムよ
そこに住んでいるあのひとに言伝してよ
そのひとは、僕が心底愛したひとなんだから
遠いところにいる。手の届かないところにいるひとなんだと諦めていたら、極ごく近くにいることが判ってドキドキしてしまうことがあります。あのひとも僕を思ってくれていると知ったときの喜びは、どんなにか大きな喜びだったことでしょう。
タイムがこの料理の中に入っているなんて思いもしなかったのに、よくよく味わってみると、その香りを精一杯に出して、私はここにいますと僕に伝えようとしているのです。ああ、なぜもっと早く気付いてあげなかったんだろう、と悔やまれます。
いや、これからなんだ、大丈夫。僕が摘んだハーブたちに言伝しよう。今もあなたを愛しているよと。きっとあの人は、朝市でハーブたちを手にとって香りをかぐだろう。そのときに彼女たちの囁くような歌声を耳にするだろう。そして僕の言伝に気付くのです。
[up net on 07/07/18,19]
MBSのドラマ「遠い国から来た男」（作：山田太一、出演：仲代達矢、栗原小巻、杉浦直樹）で大切な歌として、幾度も幾つかの場面で歌われていました。演劇を観に行くわけではありませんが、一応コマキストでして、ＴＶで栗原小巻が見られるなんてまずないことだと、番組欄をみて急遽途中から番組を見ました。年とった栗原嬢を視るのはちょっと勇気が要りましたが、ドラマが進むにつれて若返ってゆかれました。贔屓目でそう見えたのではなく、心ときめいて若やいでゆくストーリーでもあったのです（もしかしたら、はじめの方は老け顔にメイクしていたのかもしれません）。46年ぶりに日本に里帰りしてきた老人が、彼の親友と結婚したかつての恋人に会いに来るというお話です。はたして彼女は、今の夫をとるのか、かつての恋人をとるのか？三人は何を思い、何を伝えようとし、何をしようとするのか？遠い国から来た男は、彼女がくちずさみ弾き語る歌に聴き惚れます。いいドラマでした。
「草原情歌」は、野ばら社の「世界の民謡」で初めて知った曲でした。１９６９年１月改訂版で定価１８０円となっています。１９７０年１０月のサインを裏表紙に書いています。４０年程前です。そこに収められていた曲です。楽譜を一音一音歌いながら知った曲です。同じようにたどたどしく音を拾いながら気に入った曲にイタリア民謡で「山の大尉」という歌があります。どちらの歌も、メロディーが癖になって、エンドレスで歌い続けてしまいました。「草原情歌」は、素朴なメロディーの中に哀愁というかなんというか情感がこもっていて、特に好きでした。
遙かに離れた山の向こうに、誰にでも好かれる綺麗な娘がいると歌いはじめられます。誰にでも好かれる綺麗な娘がいるがリフレインされます。この一番を何度も何度も繰り返して歌ってしまうのです。この娘と歌い手とは恋人なんですね。何年ぶりかでこの歌の歌詞を読んでみると、三番には、毎日その笑顔をじっと見つめていたい、という歌詞があるのに気付きました。二十歳前のその頃には、なんにも要らないから、ただただあなたの笑顔をじっと見つめていたいと思うことが現実離れしていたのでしょうか。好きな人の笑顔をじっと見つめることなんてあり得ないと思っていたのでしょうか。そんな歌詞があることも覚えていませんでした。好きな娘は、後ろ姿を一瞬垣間見ることが出来るだけだったのです。今では、夢であるかもしれないのは、若かった頃と同じかもしれませんが、現実離れしているとまでは思わなくなることが出来るようになりました。
曲は、いろいろなサイトで聴けます。たとえば、
・・・ピアノで
・・・二胡で
・・・リコーダーで
[up net on 07/07/23,24]、音源[revised on 22/09/2]
リンデンバウムの大きな幹に 愛の言葉を彫っていた
リンデンバウムの緑の木陰 わすれな草が咲いていた
角笛が渡る 夕べの空
ふたりの愛の星が昇ってくる
わたしの好きな、好きなひと
わたしの甘い口づけ あなただけに
一部あやふやな所があり違っているかもしれませんが、こんな歌詞だったと思います。中学生の頃、初恋のイメージソングです。口づけなんて想像の産物でしかなかった年代です。その頃は、リンデンバウムだとか、角笛だとかヨーロッパの雰囲気のする情景に憧れて、この歌を気に入っていたように思います。恋も、ヨーロッパと同じく、夢の又夢だったのです。
今、改めてこの歌を歌ってみると、最後のフレーズに泣かされます。こうして想われることが現実にあるのだと知っていますので、このおとぎ話のような情景が決して絵空事とは思えず、この歯の浮くような言葉に泣かされてしまうのです。
どこでこの歌を知ったのかは覚えていませんが、この歌をラジオ番組にリクエストしたことは覚えています。（後にも先にも、リクエストはこの時だけでしたが）残念ながら番組名は忘れました。ただ、パーソナリティーが桂米朝と小松左京だったことは忘れられません。よくこんな偉い人達二人が、揃って音楽リクエスト番組のパーソナリティーをしていたものです。近畿放送KBSでした。ハガキを出した翌週、ドキドキしながら番組を聴いていました。きっと採用されるだろうと、なぜか自信がありましたので、今か今かと待っていたものです。それでも突然ハガキが読まれた時には心臓が飛び出しそうでした。そこで流れたレコードは、多分、梓みちよの歌だったと思います。
当然の結果ですが、リクエストして伝えたかったこのときのメッセージは、転校していった片思いの女の子には伝わりませんでした。番組を聴いていたとしても、リンデンバウムの幹に相合い傘を彫った想い出を共有していたわけではなかったのですから、もちろん気付くはずもなかったのです。（それが、子供の初恋なのですね）
[up net on 07/08/13]
別れても 別れても
心の奥に
いつまでも いつまでも
憶えておいて ほしいから
で始まる有名な曲です。多分日本に住むほとんどの人が一度は聴いたことがあり、一度聴けば、必ず後について口ずさめる歌です。「別れても 別れても」と「いつまでも いつまでも」の小節は同じメロディーの繰り返しですから耳に残るのでしょう。また、やさしい旋律ですから容易に口ずさめるのでしょう。「幸せ祈る 言葉に換えて」からメロディーは急展開をはじめ、「忘れな草を」で一気に頂点に達します。そして、「あなたに あなたに」で反転し収束するのです。
去年の初夏の頃かに、ＮＨＫラジオの番組で、この歌を耳にしました。毎週月曜日の夜に流れる「歌謡ドラマ」という番組でした。その中で、「忘れな草をあなたに」のほか倍賞千恵子が歌う何曲かが狂言回しに使われていました。倍賞千恵子が歌う古い歌謡曲や童謡には、心を洗われる心持ちがします。歌声が澄んでいて、高音も無理なく抜けていくところが気持ちがいいのでしょうか。声楽家のような肩に力の入った押しつけがましさもありません。以前から、彼女のＣＤが欲しいと思っていたのです。やっと意を決して購入したのが、この「倍賞千恵子 まるで映画のひとこまのように」でした。明日から上海へ出張なので、「上海帰りのリル」が入ったこのアルバムを買ったのでしょうか。（冗談です）
「ゴンドラの歌」「待宵草」「あざみの歌」があります。「秋桜」「いい日旅立ち」があります。「さよならはダンスの後で」があります。「ちいさい秋みつけた」「かあさんの歌」があります。他にもいい歌がたくさん入っています。「死んだ男の残したものは」を６番までじっくり聞いのは初めてです。彼女の力強い歌声に感動し、この歌の素晴らしさを今更に再認識しました。死んだ歴史にも残したものがあることを初めて気付きました。
脱線してしまいました。本題に戻りましょう。
「忘れな草をあなたに」は、別れの歌だと思っていました。別れてしまって、もう逢えない人たちの歌だと思い込んでいました。しかし、よく聴いてみると、けっして別れの歌とは言えません。
私を忘れてしまうあなただから、忘れないでと思いを込めて忘れな草を贈るのです。ふられた人の歌です。それは間違いありません。しかし、ふられた彼女（多分、彼女）は、永遠に逢えなくなるとは思っていません。そうです、きっと抱き合える日は来るものなのです。
よろこびの よろこびの
涙にくれて
抱き合う 抱き合う
その日が いつか来るように
二人の愛の 想い出そえて
忘れな草を
あなたに あなたに
[up net on 07/09/09]
あなたが好きで好きでたまらない こんな気持ち
夜明けも夕暮れも 眠りの中もそばに居て欲しい
あなたを愛して 私は生きてる
あなたと出逢って 私は生きてる
あなたが好きで好きでたまらない こんな気持ち
どこかで運命られた ひとつだけの明日を祈る
握りしめた指 そのまま離さず
あなたと出逢って 私は生きてる
この「あなたが好きで」が入ったアルバムを繰り返し繰り返し聴いています。
この曲が１５番目に入っているので、ついつい繰り返し聴いてしまうことになります。１６曲中の１５曲目です。１曲目が「涙そうそう」、２曲目が「さとうきび畑」、３曲目が「この広い野原いっぱい」なので、どうしても最初から聴いてしまうのです。その後に入っている「マリエ」とか「ある日の午後」とか「小さき花に歌を」とかこれまで知らなかった歌だけどとても気に入った曲が続くので飛ばすことなく聴いています。出だしの「涙そうそう」からしっとりと音楽が流れていますので心を落ち着けて聴けます。「僕はここだと 叫んだのに 君はちょっと振り向いただけ 森の中へ 駆けていってしまった」「ゆらゆらと目をとじれば あおい空にあの日の笑顔」「ことばは風 あなたは夢 いつか遠い日射しの中 聞こえてくる鼓動 届けたくて Ａｈ・・・」って、いいでしょう。
今日は、"百枚のきもの"を一枚ずつゆっくりと眺めながら、「あなたが好きで」を聴きました。
[up net on 08/03/31,08/05/05]
文句なしのラブソングです。なにも解説が必要のない、ただただ聞き惚れてしまう歌です。理屈無しに受け入れてしまうのが愛であるように、何も言えずにただただ聴いてしまうのがラブソングなのかもしれません。
[up net on 09/04/27]
[up net on 09/05/05]、音源[revised on 22/09/2]
心の瞳で 君を見つめれば 愛すること それが どんなことだかわかりかけてきた 言葉で言えない 胸の暖かさ 遠まわりをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える たとえ あしたが 少しずつ 見えてきても それは 生きてきた 人生が あるからさ いつか 若さを 失しても 心だけは 決して 変わらない 絆で 結ばれてる 夢のまた夢を 人は見てるけど 愛すること だけは いつの時代も 永遠のものだから 長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ 過去を 懐かしみ ふり向いても それは 歩いてた 足跡が あるだけさ いつか 若さを 失しても 心だけは 決して 変わらない 絆で 結ばれてる 愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える…… 心の瞳で 君を見つめれば[up net on 09/04/27]
[up net on 09/05/05]
久しぶりに中島みゆきのアルバムを買いました。
みゆきさんらしいうたです。
踊ってくださいと くじけないで言える あなたは気さくに 手を取ってくれる だって夢だもの 全部夢だもの 好きになっても 打ち明けても 誰も困らない どうせ夢だもの 全部夢だもの 儚くっても 短くっても 嘆かないのよ 夢だもの健気にこう言い切っても、ホントはさみしい女の子。
この歌では、みゆきさんは泣かない。
軽くテンポのよい調べに乗せて、
ちょっと拗ねたような鼻に詰まらせた声で淡々と歌っている。
でも、歌い終わったあと、どうしただろう？
きっと、わぁっと泣いたんだろうなぁ。
[up net on 10/11/03]
[up net on 10/11/17]
今晩、京都のRAGで谷口君のライブが開かれています。ライブの余韻に浸ってのdrink time ももうお開きの時間です。大勢のお客さんで賑わったでしょうか・・・
残念ながら、僕は、９月決算の仕事がたまっていて、聴きに行くことが出来ませんでした。代わりに、鍋をつつきながら、このアルバムを聴いていました。
この曲は、やしきたかじんが歌ってヒットした曲です。たかじんが谷口君の許可も取らずに勝手にレコードにしたらしく谷口君本人が歌うことは稀だったようですが、今年の６月のライブで歌っていて、彼の作曲した歌だということを初めて知りました。そのとき買ったCD「CielBleu1」の５曲目に入っていて、１曲目の「虹のicon」とともに繰り返し聴いています。
「すれちがう車の ワイパーごしに 偶然貴女を見た」ではじまるメロディーは誰もがどこかで聴いた覚えがあるものです。
雨の日はバラードで 貴女を思い出そう 貴女がピアノでひいてたあの日の Good Song 気がつけば終わってた そんな二人を 時おり何処からか 見つめているのさ 今も 素敵すぎる恋はいつも 通り過ぎてしまう あの日を追いかけずに 貴女を想い出にかえす 貴女を 想い出にかえす「貴女を 想い出にかえす」って、どんな思いなんでしょうね。大人にならないと出来ない心持ちなんでしょうね。 そんな気持ちになれるのはいつのことでしょうか・・・
Uta-Netのサイトで、たかじんの歌っているのがあります。比較してみると断然に谷口守の歌がいいですね。クリアでかつしっとりと聴かせてくれますよ。
[up net on 10/11/17]、音源[revised on 22/09/2]
「これ"が"始まりでも これ"で"おしまいでも」から「ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう」のリフレインが感動的です。ついつい何度も繰り返して聴いてしまいます。
あなたの名を呟いて、ただ・愛のためにだけ 生きてると言えたなら、どんなにか幸せでしょう！
たとえ、それが始まりでなく、おしまいであっても！
挫けそうになっているすべての人に生きる力を与えてくれます。ラブソングを超えた愛の歌かも知れません。
涙なしでは語れぬ日々も あなたの名を呟けば 救われる気がした 涙なしでは語れぬ日々も あなたの名を呟けば 救われる気がした ああ大事なことに気づくまでに みんな私たちは遠回りだけど ただ・愛のためにだけ 涙はこぼれても ただ・愛のためにだけ これが始まりでも これでおしまいでも ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おうYouTubeのサイトで男性がアルバム通りにコピーして歌っています。この歌は、岩崎宏美さんに贈ったものだそうで、岩崎宏美のアルバムがありますが、みゆきさんがセルフカバーしたものの方がダントツにいいです。ドラマチックです。声がスコーンと突き抜けています。
[up net on 11/06/02]
いつの間にか時間は流れ 薄れてゆく記憶の片隅に あの季節のおだやかな匂いと 忘れはしないあの瞬間 これ以上もう進めないと 息切らして立ち止まった 遠くなってゆくだけの背中に ひとりあるく小さな声 懐かしくて愛しくて 届きそうで追いつけない あの角まであの角まで 追い続けた届く日まで あの角まであの角まで 今でもまだ背中を見つめてる 涙隠す度に冷えてゆく手 強がる度ふるえてしまう肩 そのすべてを握りしめてくれた 温かく壊さないように 呼んでみても叫んでさえいても 届きそうで振り向かない あの角まであの角まで 傷ついてもまだ歩いた あの角まであの角まで 魔法のように導かれるままに 夢だったと目を閉じる勇気が ここにあれば微笑むのに あの角まであの角まで 想い続け歩いたのに あの角さえもう見えない 身体中がただぬけがら・・・ さよなら今手をかざして あなたの背にこの心に 追いかけてたそのすべてが 幸せだったと眠るように目を閉じてYouTubeのサイトで聴けます。「あの角まであの角まで」のリフレインが心にしみこんできます。幸せな恋の歌ではありませんが、恋する気持ち、いや、愛する気持ちが切々と伝わってくる歌です。メジャーなバンドでないのが残念です。いいラブソングをいくつも歌っています。
[up net on 12/03/03]
[up net on 00/00/00]
[up net on 00/00/00]